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2017年11月7日「SPIRAL UP!」1期
2017.11.07 2017SeminarSPIRAL UP!

2017年11月7日(火)、東京・日本教育会館 一ツ橋ホールにて、ダイバーシティフォーラム「SPIRAL UP!」を開催し、5社から約550名が参加しました。

社を越えた意見交換が活発に行われ、性別を問わず広い視点からダイバーシティについて考える場となりました。

「SPIRAL UP!」の取り組み、目的についてはこちらからご覧ください。
▶About us

本記事では、基調講演および各社代表社員によるパネルディスカッションについてご紹介します。
※本記事内の肩書は、2017年11月当時のものです

基調講演 松本 晃様(カルビー株式会社 会長兼CEO)

基調講演では「Change, or Die!~カルビーのダイバーシティと働き方改革~」と題し、カルビー株式会社 の松本 晃様より、ダイバーシティの実践におけるマネジメントの重要性や、社員がより一層個性と能力を発揮できるような仕組みについてお話しいただきました。

カルビー株式会社の「働き方改革」では、難しいことは敢えてやらず、誰もができる簡単なことからひとつずつ変革を進めたと言います。
松本様からは「日本でのダイバーシティは、しばらくは女性の登用・活躍に重点を置くこととなる」と前置いたうえで、「積極的な改革がなければ、世界と戦っていけない」と女性活躍に留まらないダイバーシティ推進の重要性についてメッセージをいただきました。

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、5社の代表社員が管理職や時短勤務など様々な立場から「現場から考えるダイバーシティ」を語りました。

ロッテ商事株式会社の平野氏、森永乳業株式会社の松本氏、日清フーズ株式会社の榊原氏は「上司の立場から組織を強くするための女性活用とコミュニケーションの重要性」を強調しました。
森永製菓株式会社で同社初の時短セールスとして活躍する植竹氏は、「周りの協力に助けられた。出産を経た女性にはプライドをもって復職してほしい」と呼びかけました。
また、株式会社ニチレイフーズの片岡氏は、「上司が背中を押すことと見守りの姿勢を持ってくれたことがいまにつながっている。現在の立場(北海道支社長)としては、違う考えの人をマネジメントすることが重要」と話しました。

参加者の声

「ダイバーシティに限らず『変革する』ということがどういうものなのか学ぶことができた」

「今まで当たり前だと思っていたことが、冷戦前からの事と知り自分も古い考えのままだなと気づかされた」

「仕事の定義を改めて考える機会になりました。仕事では成果を生み出すことを意識し、1日を2度楽しむ人生を送りたい」