2022年11月16日（水）、22日（火）に分けて、女性活躍推進セミナー「LADY, GO UP！」を開催し、6社45名の女性社員が参加しました。

例年1日間で実施していた本セミナーですが、今年は2日間に分け、初日は基調講演、2日目はパネルディスカッション＆ワークショップをオンラインで実施することで、より自身のキャリアを考えていただく時間を増やし、活気あふれるキャリアデザインの場となりました。

「LADY, GO UP！」の取り組み、目的についてはこちらからご覧ください。
▶About us

本記事では、基調講演および各社の女性管理職によるパネルディスカッションについてご紹介します。

基調講演 野崎 治子様（京都大学　理事）

基調講演では「Do you have “JOY & FUN” in your own work？」と題し、京都大学理事の野崎様より、女性活躍の時代のキャリアデザイン、仕事と人生を楽しむ考え方についてお話しいただきました。

野崎様はご自身のこれまでのキャリアや今年度から京都大学の広報に職を移されたことに触れながら、変化の時代をより楽しみながら成長していくためのメッセージを参加者に語りかけ、新しいことや岐路で悩んだときには「少しだけハードルを下げてみて」とご自身の体験談とリーダーを「楽しむ」キーワードを紹介くださいました。

明るくポジティブな言葉で構成されたご講演を受けて、「印象的なキーワードがたくさんあり、周囲の方からのお言葉で野崎さんが大切にされていることも多く、自身を振り返りそういう言葉をかけてくださった方がいたことを思い出した」「様々な経験をされていらっしゃるなかでのお言葉で、肩の力を抜きながらやっていきたいと前向きになれた」など、キャリアを見つめ直す中でたくさんのヒントを受け取った参加者の感想が寄せられました。

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、様々なご経験を持つ各社の女性管理職がこれまでの経験を振り返り、そこから培われた信念や現在の想いを語りました。

普段、なかなか聞くことができないパネラーの様々な経験やこれまでの悩みなども共有され、時に自分と重ね置き換えながら真剣に聞く参加者の姿が印象的でした。「これからを考える上で自分だけだと思っていた悩みをいま管理職をしている方々も抱えていたことで、楽になった。自分も挑戦していきたい！」という感想が多く聞かれました。

参加者の声

「バリバリ働かれているように見える管理職の女性の方々も、そこに至るまでに様々な悩みや葛藤、そして今でも悩みながらトライ&エラーしていることがわかって、なんだか少し安心するとともにモチベーションアップにつながりました。」

「自分自身の仕事のやり方が変わっていると感じることがあったのですが、このセミナーに参加して自分は自分のままでいいんだな。と思うようになった事と、あとはサポーターについての話を聞いたときに、私には沢山のサポーターがいることに気づきました。それはいつの間にかできていて、サポートしてくれる人が考えれば考えるほど多く、とても恵まれた環境で働く事ができていることが実感できこれからも周りの人に役に立てるように頑張ろうと思えました。周囲に感謝しつつ今後も色々と挑戦します！」