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2022年2月3日「SPIRAL UP!」~ありたいチームをめざしてー実践編ー~
2022.02.03 2022EventSPIRAL UP!

2022年2月3日(木)、2021年はコロナの影響を鑑み、休止をしていたダイバーシティフォーラム「SPIRAL UP!」をオンラインにて1年ぶりに開催し、5社500名以上が参加しました。

今回のテーマは昨年Meet UP!~ありたいチームをめざして~に引き続き「心理的安全性」を取り上げ、その実践編として「ダイバーシティを活かす「問いかけ」の作法 心理的安全なチームをファシリテートする」と題し、主に管理職の方をターゲットにした講演を行いました。

「SPIRAL UP!」の取り組み、目的についてはこちらからご覧ください。
▶About us

本記事では、基調講演についてご紹介します。

基調講演 安斎勇樹様(株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO)

基調講演では安斎様より、ご自身の研究と経営のご経験から「人と組織の創造性を高めるファシリティーションの方法論」を探求されている中で得た「問いかけ」についてを体系的にまとめた著書『問いかけの作法:チームの魅力と才能を引き出す技術』の内容から、組織内でよりダイバーシティ(多様性)活かすためにという観点でお話いただきました。

安斎様ご自身の大学時代の体験で気づいた「眠っているポテンシャルをいかに引き出すかを問うことがファシリティーションの本質」であるといったお話から、人と組織がいま持っているポテンシャルをより発揮していくための基本定石や具体的な会議での問いかけをお伝えいただきました。例えば、メンバーの“期待外れ”の行動に対してどのように対応するかや、意見の出ない会議を「問いかけの質」を上げることで意見が出やすくするかなど、普段会社でよく起こる事象に対しての対応方法も出ていました。

「心理的安全性が高いから意見が出るのか、意見が出るから心理的安全性が高まるのか」
この問いには、聴講者もはっとさせられるとことがあり、昨年の石井様の講演からのつながりを感じ、より現場での実践を意識する時間となりました。

うまくいかない場・会議の原因・課題は何かを分かりやすく解説いただき、「こだわり・とらわれが印象に残った」「表裏一体なところもあるように思うが、常に両側面から考え問いかけることが大事であると感じた」など場をつくるにあたりヒントや勉強になったと参加者からの感想が上がりました。

参加者の声

「今後の会議や仕事の進め方に役立つ情報ばかりだった」

「“問いかけの作法”については、テクニカルな方法がいろいろあることを改めて理解できた。但し、あまりテクニック論に走ってしまうと、相手にそのことが伝わってしまう可能性があるので、基本は「何のために問いを立てるのか」ということを常に意識しながら、最適な問いを立てていきたいと思っている」

「まずは基本定石4つとパターンをつかって、心理的安全性の高いチームづくりを推進していく」