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2020年7月13日「Meet UP!」~Withコロナにおけるあり方を考える~(オンライン講演会・意見交換会)
2020.07.13 2020EventMeet UP!

2020年7月13日(月)、オンラインでのライブ配信にて知の多様化プログラム「Meet UP!」を開催し、6社約650名が参加しました。

今回は「Withコロナにおけるあり方を考える」をテーマとし、講演・ワークショップの二部構成での開催となりました。

「Meet UP!」の取り組み、目的についてはこちらからご覧ください。
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本記事では、基調講演およびワークショップの様子をご紹介します。

基調講演 山口 周様(株式会社ライプニッツ 代表)

第一部の基調講演では「変化を力に変える『やわらかな革命』」と題し、株式会社ライプニッツの山口様より、企業のイノベーションを担う「ニュータイプ」人材の5つの思考・行動様式についてお話しいただきました。

「やわらかな革命」という表現は、従来の仕組みを破壊したり血が流れたりする暴力的な革命に対し、人がものの考え方や行動を変えることで、世の中の流れが変わっていくことを表しています。山口様はその変化を担う人を「ニュータイプ」と呼びます。
講演では、①問題を探す、②構想する、③「意味がある」を求める、④大量に試してうまくいったものをやる、⑤内発的動機で動かす というニュータイプ人材の思考・行動様式について例を挙げて紹介いただきました。

先が見えないコロナ禍において「未来がどうなるのか」という予測ではなく、「世の中のどんな問題を解決したいのか」を構想することが重要であるとの山口様のメッセージに、参加者からも積極的な質問が絶えず挙がりました。

ワークショップ

第二部のワークショップには各社より87名が参加し、「WITHコロナの世界において、自分や自組織はどうありたいか」を題材としてグループディスカッションを実施しました。

コロナ禍によって変わったこと・変わらなかったことを踏まえつつ、工場勤務者が多い業界ならではのリモート勤務への懸念や、「新入社員、若手社員を放置しないためにどう関わっていけばよいか」といった課題が挙げられました。
第一部の山口様の講演内容を受け、「コロナ禍で改めて自分たちの現状を見つめなおす機会を得ている」との前向きな考えで食品業界の未来を構想しようと意見を交わす姿が多く見られました。

参加者の声

「今のままではだめだと実感した。アフターコロナは変えるチャンスだと思った。価値観、常識にとらわれずに取り組んでいきたい」

「会社について考えるいい機会となりました。前例踏襲ではなくいかに自分自身が考え、変革のために行動を起こすのか改めて考えていきたいと思いました」