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2024年11月12日(火)にて女性活躍推進セミナー「LADY, GO UP!」を開催し、6社46名の女性社員が参加しました。
今年で9期目となる「LADY, GO UP!」、今年も基調講演とパネルディスカッションを凝縮した1日間のオンライン開催となり、
キャリアデザインのための多角的なインプットが行える場となりました。
「LADY, GO UP!」の取り組み、目的についてはこちらからご覧ください。
▶About us
本記事では、基調講演への反響、また各社の女性管理職によるパネルディスカッションについてご紹介します。
基調講演 小巻 亜矢様(株式会社サンリオエンターテイメント 代表取締役社長)
基調講演として、株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長の小巻様より、「『想定外の出来事』が自分の枠を広げ、社会を変える」と題しお話いただいた、昨年実施時の講演動画を視聴しました。
講演冒頭での「自分自身の今までを振り返っても、今の20代~30代の女性を見ていても、皆さんの一歩一歩が必ず社会を変えているんですよね」
「今苦しみながらもやっている一歩一歩のことが後輩の道を開いている」という力強いエンパワーメントのメッセージが印象的でした。
社会全体が変化し、今ダイバーシティが求められている背景に触れつつ、変化の時代の「想定外」を楽しむ考え方について、
プランド・ハップンスタンス(計画された偶発性)などのキャリアの概念を用いつつ、
その時は「なぜ私が?」と思うような出来事を『楽しんでやるぞ』という視点を持つメッセージをお話いただきました。
「私自身、私の人生で社長になるとは思っていなかったんですが」といったように、
小巻様ご自身の率直で親しみやすい開示も交えつつのメッセージに、共感と深い納得感が生まれていました。
ご講演を受け、受講者からは
「『想定外が自分の枠を広げる』『人生は全てケーススタディ』等、今後の自身の人生において生き方のヒントになるワードがたくさんあり、前向きになれた。」
「もっと自分を信じてあげて、なんでも気軽に挑戦して、もっと自分が好きな自分でありたいと思いました。
経験は全て無駄じゃなくて、自分の意志で繋げていける、という言葉も”社会人”に慣れてきたこのタイミングだったからこそ、非常に心に刺さりました(気づいたら涙がこぼれてました)。沢山悩んだ自分も、失敗した自分も、認めてもらえたような気がしました。」
「働くモチベーションは何だっていい、『褒められたい』『認められたい』という気持ちも大事なこと、という言葉が印象に残っています。
(過去にそのモチベーションで働くことを人から否定されたことがあったので、小巻さんの言葉に背中を押された気がしました)」
など、ご自身の過去の経験と照らし合わせての大きな反響が寄せられました。
パネルディスカッション
セッション冒頭で「特定のひとりをモデルにするのではなく、複数の人の良いところを取り入れ、自分なりのモデルを形成していく」パーツモデルの考え方が紹介されたのち、様々なご経験を持つ各社の女性管理職が人生曲線を用いつつこれまでの経験を振り返り、仕事に対する考え方や哲学、現在の思いなど語りました。
パネルディスカッション後、参加者の皆様からは
「やはり自社先輩の声が一番自分にとってリアリティがあり、心に響きました」
「全体に対する発表だけでなく、少人数でお話する時間があり、とてもよかった」
「同じ食品会社で働く女性として、どんな考えを持ち仕事に臨んできたのかを聞く機会はとても有意義だった。
今の立場にたどり着くまでにどんな困難を超えてきたのかだけではなく、受講者へのアドバイスもとても的確で参考になった。」
といったご感想が寄せられました。
参加者の声~「LADY, GO UP!」全体を終えて
研修後のアンケートでの受講者の感想を一部ご紹介します。
「同じ課題や悩みを抱えている同僚へも今回得た学びを共有したいと思いました。
また、誰かに仕事を任せること、頼ることが苦手でしたが信頼して任せること、任せた後で自分はどう動くかを考えることなど意識的にやってみようと思いました」
「もう少し年次が上がってから、今の私のような年代の後輩が同じような悩みを抱えていたら、
今日印象に残った話や、それまでの自身の経験をもとに、少しでもそれをほぐせるような存在になりたいと感じました」
「来年、もしキャリアに悩んでいる後輩がいたら受講をおすすめしたいです。出産や育児と仕事の両立で悩んでいる同僚や後輩がいたら、
相談に乗り、誰かの求める自分ではなく、自分が求める自分自身でいることの方が大事だと伝えたいです」