Works
2021年2月15日(月)、オンラインでのライブ配信にて知の多様化プログラム「Meet UP!」を開催し、6社約850名が参加しました。
今回は「『ありたいチーム』を目指して」を副題とし、講演・ワークショップの二部構成での開催となりました。
「Meet UP!」の取り組み、目的についてはこちらからご覧ください。
▶About us
本記事では、基調講演およびワークショップの様子をご紹介します。
基調講演 石井 遼介様(株式会社ZENTech 取締役)
第一部の基調講演では「心理的柔軟なリーダーシップがつくる心理的安全で効果的なチームづくり」と題し、株式会社ZENTechの石井様より、組織における心理的安全性についてお話しいただきました。
講演では、効果的なチームのための心理的安全性とともに、リーダーシップとしての「心理的柔軟性」が紹介されました。
石井様は「『正解』のない時代に必要なのは、チームが実践・模索から学習すること」であり、チームの学習を促進するのが「心理的安全性」であると仰います。
心理的安全性をつくる4つの因子「話しやすさ・助け合い・挑戦・新奇歓迎」は、組織内の人々の行動が集積されて発揮されるものです。
石井様によると、リーダーシップ・スタイルを状況に応じて使い分けられる「心理的柔軟」なリーダーは、これらの行動にフォーカスを当てることに長けていると言います。
「自分の思考で行動を制限してしまうのではなく、『それはそうとして……』としなやかに思考を転じてみてください」とのお話は、階層を問わず広く参加者の印象に残ったようです。
ワークショップ
第二部のワークショップには各社より約100名が参加し、「自分の理想とする心理的安全なチーム」「チームの心理的安全性を高めるために、自分ができること」の2つのテーマについてグループディスカッションを実施しました。
様々な職種・年代の社員が参加する中でも、第一部の講演内容を受けて、意識的に自分には無い考えに触れようとする積極的な姿勢が多く見られました。
参加者の声
「今回の講演・企画にて『行動』の重要性を感じました。自分の職場でもモチベーションや熱量だけでなく『行動』の部分をしっかりと見ていきたいと思います。また自分自身も示していきたいと思います」
「自分も職場風土の共犯者という責任感を持って、明日からやること・やめることに取り組みたいと思いました」